上海ShortStay2

jsat20012007-12-23

朝早く起きて町歩きに出発。まずは朝ごはんを食べに地下鉄で人民駅へ向かった。自動改札で朝から大ボケをかますユカイなツマ。
小龍包の店でノーマル(7元:約105円)と蟹(20元:約350円)を食べる。美味い!あまりに熱いので1.5元のコーラで冷ましつつハフハフする。肉汁・・・!!
腹も満たされ、いよいよ出発。これから上海市民の生活圏にずかずか入り込み、歩きまくり、じろじろ観察しまくり、写真を撮りまくるGo Find Our Wondersの始まりだ。
さっそく、町内の運動会に遭遇。路上を占領してラジカセで音楽を鳴らし、マイクで盛り上げつつ、大勢のおじおばコドモ達が太極拳や健康体操、コマ回し、フラフープ、フットバック(?)等に興じている。これは楽しそうだし、イイですね。

この辺りも、路上にちらほら小吃が見られる。が、そう多くはない。

次にこどもの町、文廟路へ。まずは今夜来る予定の居酒屋、孔乙己酒家の場所を確認した後おもむろに細い路地を歩き回る。

湯気がとても美味しそう。細くて人通りの多い通りなので少し気後れするが、パチパチ撮影するのだ。上海名物「パジャマ外出」の人も結構見かける。これ、最初はギョっとするが、よく見るとキルティングの下に結構しっかりと普通の服を着込んでいるみたい。

今年はあまり寒くないのがうれしい。通りはとてもにぎわっている。そのなかに紛れ、ただひたすら歩くだけ。でも、こんな所に身を置き、音やにおい、空気を感じるだけのことが楽しくて仕様がない。
このドラム缶にタイヤを付けただけの石焼き芋の屋台、あちこちで見かけた。

米屋さんではなんと、あきたこまちが!

八百屋さんの店先にあるものも、日本と殆ど同じ。

ミシンの作業も外で。このパターンは多い。何故かみんな外で仕事をするんである。

竿竹屋さん。これは物干し竿に洗濯物を掛けるためのもので、先がサスマタ状になっている。上海では必須の品。

日本の肉屋さんの店先も子供の頃はこんな感じだったですよね。

アパートの入り口から中を覗いたら、お父さんがまどろんでいた。中は非常に入り組んだ長い通路になっていることもある。ここで炊事、洗濯、洗面したり。日本と違って屋内・屋外が曖昧な感じ。

次に上海老街を目指す。その途中の果物屋さん。長いのはサトウキビ。

上海の交通状況はアグレッシブ。何が?っつーと歩行者がすごい。
上海での赤信号の意味がまだイマイチ理解できていないんだが、どうも右折ならいつでも行っていいみたい。
その油断ならない環境でも、歩行者は信号に無関係に「隙あらば!」とじりじりと横断を狙っていくのだ。ちょっとでも車の流れが途切れようものならもう、どんどん行っちゃうんである。

住宅の壁に多いのがこのナゾの数字。ホントかどうか、これは井戸掘り業者の電話番号だとか。捨て貼りならぬ書き捨ての広告なのか!?
しかし、書かれては消し、消されては書き、の攻防(?)の末、壁面はなんだかモダンアートのようになっちゃっている。

上海老街付近の小吃街。ここは地元の人たちですごおおぉぉくにぎわっている。夜も凄いが昼も凄かった。

粉をこねてパン状のモノを売るおねいさんの屋台。

RufflesCity上海の大フードコートで昼食を取った。ここは諸国料理盛り沢山でどれも美味しそうなんだが、今回はミスチョイスだったか!?

ちょっとがっかりしつつ、クリスマスデコレーションの吹き抜けをエスカレータで降りていく。地下の(軽めの)フードコートも大繁盛。小龍包の店の厨房にレンズを向けたら目があっちゃった。

ここまでの写真は(吹き抜けを除いて)フィルムのカメラだ。使用したのはCONTAX T-2とBessa-RにVoigtlanderColorSkopar21mm、LeitzのSummaron35mmとSummar50mm。
書店巡りで本やCD・DVDを買い込み、カメラ街を覗いた後、一度ホテルへ戻る。
一休みした後、再度タクシーで文廟街の居酒屋へ。小さな店だが、二家族がとても賑やかに食事中。今回のオーダーは結構成功でした。紹興酒も美味しかった。

その後、少し逡巡したが思い切って外灘のバーへ行ってみた。さほど苦労せずにお店を発見。これがまた、気取らない良い店でした。なにより絶景が凄い!!テラスでも飲食可。

ここは是非また来たいですね。